"ULTIMATE  SkyBlue" − アルティメィト・スカイブルー ー

 個体No.1 約19cm SIZE  THANKS ! SOLD OUT
 正真正銘の原種血統ながら、スーパーレッドのようなロングフィン、BIGテール!


当店到着後、水合わせが終わった翌日に、フィッシュルクス+白色照明下、フラッシュなしにて撮影。
現地ファームストック時に、尾びれが かじられてますね。。。





いわゆる、原種の過背金龍は、金底タイプ、藍底タイプそのどちらも、
口先から背中にかけて平らなスタイル、一般的に”フラットヘッド”と呼ばれる体型、
または、大きな丸顔の、ずん胴体型のスタイルを持ち、

胸ビレも短め、尾ビレは小さめといったタイプが多く見られます。
むしろ、それが普通であり、それが原種血統の特徴、証とも言えます。


”ショート個体” とか ”超ロングフィン” といった特徴は、完全に血統固定されている例はまだまだごく少数で、
そのほとんどが、ある意味 突然変異とも言える訳ですが
この個体の胸ビレ、尾ビレは、いい意味で本来の血統に反した美しい特徴を見せています。


この個体は、純血血統の過背金龍でありながら、

古き良き過背金龍の特徴と、現代風の金龍や紅龍のような美しいスタイルを合わせ持つ、絶妙の逸品です!


フィッシュルクス+白色照明下、フラッシュなしにて撮影。
通常、カメラをオート設定でフィッシュルクスの光を撮影すると、画像が赤くなってしまいます。
今回の場合は、水槽の白や個体が肉眼で見た状態に一番近くなるように、カメラ本体を設定してあります。







原種血統の中でも、腹部、あご下が鮮やかな黄色、金色に染まる個体がいます。
DREAMFISHファームでは、そのような特徴を見せる個体がしっかりと血統維持されています。

腹部がイエローカラーに染まる金龍をご覧になったことがありますか?

一般グレードの個体とは一線を画す、非常に美しい印象を受ける個体です。


フィッシュルクス+白色ライト、ストロボなしにて撮影 : 店頭で上部ライトで見るような、自然な色味に見えています。


このような個体を現地にてセレクトして日本に持ち帰り、ストックするというテストを何度かくり返しました。

その結果、ファームで鮮やかな黄色発色を見せる個体でも、輸出という長丁場の移動を行い、
水質の違う日本の水に入れると、エラぶたや鱗かくの発色と同様に、その発色が薄くなるという傾向が見られました。

しかし、今までに日本に輸入が行われた個体や、台湾に輸出された個体は、適切な環境下で飼育を行うと
また 年齢を重ねるにつれて、この黄色が戻ってくることを確認しています。

これらの写真は、入荷して間もないタイミングで、まだ色が残っている時に撮影を行いました。

現地で幼魚の時から、この特徴がはっきり出ている個体ほど、最終的なこの特徴は顕著に現れる傾向があります。
と言うよりも、そのような個体じゃないと、成長後にこのような発色の特徴を望むのは難しいと思います。


最近よく使用される、白色のLED下で、ストロボなしにて撮影

先の写真よりは明るく、全体的に色素が淡く見えますが、
水槽の底付近を泳ぐと、白底に照明が反射して腹部が照らし上げられるので、黄色発色が確認できます。

まだ15p位の幼魚サイズですが、この鮮やかな黄発色をご覧ください。
肉眼で見てもこのような魅力的な発色を見せています。
このような特徴を見せる個体は、決して数多くありません。
血統も大事ですが、兄弟魚の中でも、個体によって明らかに濃い薄いが見られます。
もう少し成長が進んだ、20cm代の個体です。
現地ファームのストックルームに数千匹とストックされている個体群の中から、
よい特徴を示す、気に入った個体をセレクトしていくのです。

黄色の発色条件については、また別の機会に書いてみたいと思いますが、
ご購入者の方には、私の知る限りの知識でアドバイスさせて頂きます。




− 当店お客様 飼育個体 40pオーバー個体 −
当店お客様の飼育されている個体です。成長に従い、あご下から腹部にかけて、金属を焼き付けたような質感の、金色〜黄色の発色が見られます。








白色 LEDライト ストロボなしにて撮影


エラぶたの一次発色が始まるエリアに、金色に見える部分が確認頂けると思います。
これは、まだ本格的な発色ではなく、将来、本当に濃い発色を見せるポテンシャルを持つ個体に多く見られる特徴です。

レッドアロワナでも、深紅の濃い発色を見せる個体の幼魚期には、赤発色がのってくるエリアに、
ただの銀色ではない、「金属を焼いたような質感の皮膚」が見られます。
このような特徴は、本当によい個体であれば、15p程度のまだ小さな頃からでも確認することが可能です。



これはまだ本格的な”発色”ではありません。

本当の強い金発色は、これから劇的に始まっていきます!





しかし、そのような特徴をしっかりと引き出すには、水質や光等の飼育環境が、
その個体にとってベストな状態にないと飛んでしまうことが多いです。

特に、黒底や4面黒の水槽環境では、まだ確認がしやすいですが、白底の環境ではピッカピカに色が飛んでしまい、
ただピカピカした銀色や、薄〜い銀に近い金、またはベージュ、レモンイエローといった色味になってしまいます。

近年では、薬品を使用して、全身をピカピカに光らせて、" フルゴールド "として出荷されるパターンが "ものすごーく "多いので、
"見極める目" が重要になってくるでしょうね。。


今回の個体は、現地でも黒底環境で育成された個体ではなく、白底FRPタンク 〜 クリヤー水槽といった流れでストックされ、
当店入荷後は、4面白水槽でストック。

そのような環境下でこの色素を見せる個体、血統はなかなか目にできませんよ。







専門誌に掲載する時の設備、クオリティで撮影した画像です。
動画やスマホでの撮影画像とは違うクオリティで、質感や細部が確認頂けると思います。


ほぼ真横からの撮影。胸ビレの先端が、腹ビレの真ん中あたりにまで到達しています。
入荷時撮影から10日ほど経ってからの撮影ですので、尾ビレの欠けもだいぶ治ってきました。



輸出前のエサ抜きもあり、体型はスリムになっていますが、現在Mサイズ位のコオロギを朝晩10匹程度ずつ、
間にもおやつ程度にミルワーム少々や、活エビを食べていますので、取り戻していくでしょう。
血統的には、スーパーレッドほど成長速度は速くないので、あまりに爆食させるのはさけた方がよいと思います。







先にも書きましたが、現在は4面白水槽でストックしてあります。

しかし、ブルー系、藍底過背金龍が本来持つブルーを楽しむには、黒底水槽が向いています。
特に "細かく" と呼ばれる細い鱗かくを維持したい時には、黒環境で照明も暗めで飼育を行うのが一般的です。

近年では、レッドアロワナの色揚げのために、強い照明を照射する "テニング"という手法がありますが、
これは人間で言うところの "日焼け" を誘う手法です。

紅龍の赤発色や、金龍の金発色のメカニズムは、生物学的にまだ明確に解明はされていないと思いますが、
適切な水環境で、強い照明を照射すると発色が濃くなることは知られています。

強い光を照射すると、金発色の面積や厚みが増して、血統的に青い鱗底を持つ個体と言えども、青の部分の面積が減るのですね。


ただし、個体によっては、ある程度光りを照射しても鱗かくがほとんど発色せず、"全身真っ青" な個体も存在はするので、
これはあくまで一般的な考え方としてとらえてください。


ちなみに、藍底個体の青色は、赤や金のように皮膚の表面に発現するものではありません。
表皮よりも内部の、深い部分から光を反射するように青色に輝いているのです。

現在の状態を見ると、第一鱗かくが意外にはっきりと出てきていますが、黒水槽ストックにチェンジすれば、金発色が後退していく可能性はあります。
強い金発色を期待できる色素も持ち合わせていますので、私個人的には、エラブタや鱗かくは強い金属光沢のある金発色を期待し、
グリっと巻いた24K金発色と、鱗底のブルーとのコントラストを目指していくのもいいと思います。
もちろん!アゴ下から腹部の黄色発色も期待したいところです。


上記のようなことから、この個体は本来、黒底環境で飼育するべきなのでしょうが、
明るい環境でストックされていた、現在の体色があまりにもきれいで、「もう少しこのままで、どうなるのか見ていたい」

と言った、私個人的な趣味で白底水槽でストックしていたのです。

「今後、どのように育成していくか?」 といった判断は、上記のようなことも踏まえて飼育者様で判断ということになりますね。
さらに詳細なポイントについては、また相談に乗らせて頂きます。

美しい個体に育つように、考えていきましょう!



頭部、背中等ご覧ください。白水槽、薬品で色を飛ばした人工的な体色ではないのがお分かり頂けると思います。



- 参考資料 -

白水槽における、藍底&金底の表現


◎ブルー系の30cm強サイズ個体
血統、品質のよい藍底個体ですと、30p位のサイズになると上の写真のように、白タンクの環境でも、鱗底の部分が明らかに青く輝きます。
金龍でも紅龍でも、まだ発色が始まっていない時期、もしくは初期の頃に、横方向からの光が照射されると、ほとんどの個体が青銀色に輝きます。
それが "藍底" と呼ばれて販売されるケースも多いですが、やはり本物は違いますね。

アジアアロワナの輸入販売可能な世界各国では、近年、"とにかく背中への金の巻きが早い個体""ゴールデンヘッドの面積" を求められる傾向が強く
そのような特徴を促進しやすい、白タンクでのストック手法が多くのファームで用いられています。

藍底個体の場合、そのようなストック法ですと、個体の良し悪しがわかりにくく、セレクトしにくくなるので私はあまり好きではないのですが。。。
ゴールデンヘッドの考察については、また別の項で書いてみます。


◎金底系 右:30cm強 左:20p±
次に金底、フルゴールド系の画像です。藍底系と明らかに違うのがご覧頂けますでしょうか。

フルゴールドと一口に言っても、血統によって表現がかなり違うので一概には言えませんが、鱗の根元までしっかりと埋まっていきます。
こちらも色を飛ばし過ぎてピッカピカになると、本来の素質がわからなくなってしまうので、要注意です。

素質によって光っているのか、単に白環境で光っているのか。そこが重要です。
極論、白環境で完全に飛ばしてしまえば、紅尾金龍でも体のすみずみまで光ってしまいます。

薄ーい金色とか、むしろ"銀、プラチナアロワナ"みたいになっている個体は???ですね。
よい素質を持っている個体は、そのような色味ではなく、ちゃんと金色のものが多いですかね。これも血統によって一概には言えませんが。。

薬品を使用してフルゴールド個体を作っている例が非常に多いので、それは見分けるのは難しいですね。
ブリーダーに聞いても、「うちは使ってないよ」みたいな感じなので、調査と信頼も大事かと思います。





ご購入頂きましたお客様には、このページで使用した、お好きな写真を一点選んで頂き、
額装パネルをプレゼントさせて頂きます!

今までにパネルをお渡ししたお客様から
「飼い始めた頃の感じと見比べるのが楽しい」 「記念になった」

等のご意見を頂きましたので、ご希望があればプレゼントさせて頂きます。



登録番号:702077770009535




ご興味をお持ち頂いたお客様は、お気軽にご連絡ください。
お問い合わせは TEL0766-21-2860 (代表 大谷まで)
お電話の方が、より詳しく、正確に早くお話しできるかと思います


***** ローン分割払い、クレジットカードによる分割払いもお取扱い致しております *****


クレジットカードは各社対応致しております。



取扱いローン会社 : オリコ、セディナ

お支払い回数、金額等、お気軽にご相談ください